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もっと畑に「納豆」を

「えひめAI」に含まれる納豆菌・酵母菌・乳酸菌は、無農薬栽培に取り組んでいる農家には大変貴重な存在です。

なかでも納豆菌は、農業の世界ではバチルス菌とも呼ばれ、有機物を分解する力にすぐれ、病原菌や害菌の増殖を抑える働きがあります。

「えひめAI」を散布することで、土壌中の有機物の分解を促進したり、病気の予防効果があるといわれるのも、この納豆菌の働きが大きな比重をしめています。

私たちが日常で食べる「納豆」は、賞味期限を大幅に過ぎても簡単には腐りません。
納豆菌が大豆を占有して、害菌や腐敗菌の活動を抑制しているからです
古くなった納豆に白いカビのようなものが見えるのは、納豆菌が作ったアミノ酸成分が結晶化したものです。
11060<br />1 納豆
(簡単には腐らない日本が世界に誇る発酵食品「納豆」)

この納豆菌の働きは、畑に散布した場合、野菜の病気予防に役立つといわれています。

葉の表面を納豆菌が占有すれば、病原菌の付着を防ぎ、病気を予防できるというアイデアです

ただ、雨が降ると付着した納豆菌は流れ落ちますし、土の中にも病原菌は潜んでいるので、完全に予防効果があるというわけではありません。

また、すでに病気を発症している野菜に散布しても改善効果はあまり見られないように思います。
当農園では、あくまで病気の予防的な意味と、土の中の納豆菌の数を増やす目的で散布しています


当農園は枯れ草やワラなどの有機物を多用していますので、それらを分解し、フカフカの土作りを支えてくれるのも納豆菌です。

納豆菌の作りだすネバネバ物質は、土の細かい粒子をまとめ、大小さまざまな土の塊(かたまり)を作ります。
土の粒子が塊となり、コロコロした団子状の粒がいっぱいできることで、土が柔らかくフカフカになる(団粒化する)のです。
110601 有機物マルチ
(キュウリの株もとに敷いたワラ)

柔らかくフカフカした土は、美味しく、健康な野菜をつくるために絶対必要なものです。
団粒構造の発達した土は、水はけもよく、根も呼吸しやすいので、野菜の生育を助け、根腐れの予防にもなります。
納豆菌は「土作り」に欠かせない微生物なのです。


納豆菌は日本が世界に誇る伝統の発酵食品であるばかりでなく、農業技術の分野でも、世界中のさまざまな土地で活躍できるすぐれた微生物です。

納豆の食文化があるこの国の農業で、この納豆菌の働きを活かさない手はありません。

自然界にも納豆菌とその仲間の菌は存在しますが、当農園では日常で食べる納豆菌も、「えひめAI」として増殖させ活用しています。

「えひめAI」ではなくても、少量の納豆を水でといて、その水をまくだけでも、納豆菌を畑に散布できます。
タレを入れる前に、よくかき混ぜてから水にとくと、納豆菌が元気な状態で水にとけだします。

「えひめAI」を作る時間がない方は、そちらもお勧めですので、ぜひお試しください。


「えひめAI」に含まれる酵母菌・乳酸菌についての解説はまた後日に。
110601 カエル

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連絡ありがとうございました
相互リンクの件ですがトップページの下に貼りました
もし間違ってるようならご連絡下さい

これからもよろしくお願いします

Re: タイトルなし

yasu41asyさん、相互リンクの件、ありがとうございました。

色々と情報交換をしていただけると大変ありがたいです。

こちらこそよろしくお願いします。
プロフィール

オオバヤシカズヒロ

Author:オオバヤシカズヒロ
岡山の県北、鏡野町にある大林農園のブログです。

栽培品目は ジャガイモ、ニンジン、サツマイモなどの根菜を中心に、夏はマクワウリ、秋・冬は食用ホオズキなどの変わった作物も栽培しています。

安全で栄養価が高く、そして美味しい野菜作りを、植物生理と土壌科学の視点から追求しています。

また野菜だけではなく、そのほか様々な食品を通じて、人が健康であるためには何が大切なのかを探求しています。

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