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マクワウリに陽の光を

先日、第二弾キュウリを定植した際、となりの畝に同じウリ科の「マクワウリ」も定植しました。
110608マクワウリ3
(キュウリとよく似ているマクワウリ)

「マクワウリ」はウリ科の作物の中でも特に甘味と香りがあり、夏のデザートとして古くから日本人に馴染みのある野菜です。

岡山県北の直売所では夏の時期になるとよく見かけますが、最近のスーパーではほとんど扱っていません。

若い世代の方では食べた経験のない方も増えていて、「どうやって食べるの?」と聞かれることもあります。

110608マクワウリ5
(鮮やかな黄金色のマクワウリ)

この「マクワウリ」、別名を(勝手につけた名前ですが)「和製メロン」といいます。
食べ方はメロンと同じで短冊形に切り、中の種をとればそのままかぶりつけます。


マクワウリはメロンほど甘味が強くないことと、以前に比べ夏のデザートの種類が増えたことから、今ではその存在感が薄れていますが、縄文時代の遺跡からも種が発見されるほど、古くから日本で食されてきた伝統作物です。

マクワウリは香りがよく、メロンほどしつこい甘みもありません。また、後味もさっぱりしていて、夏の暑い時期に冷やして食べると非常に美味しいのです。
110608マクワウリ4
(蜜も甘いのか、ミツバチの飛来も多い)


そのマクワウリ、去年は黄金色の果実ができる「黄金まくわ」を植え、今年はさらに、熟れても緑色のままの「甘露まくわ」にも挑戦しています。

110608マクワウリ2
(緑色のマクワウリ 名前はいかにも甘そうですが・・・)

去年作ったマクワウリは甘みもつよく、大変美味しかったのですが、ごくまれに、ほとんど甘みのない果実が混じっており、今年はその失敗果の発生を少なくできるかどうかが課題です。


また、マクワウリは世代によって食後の感想が違います。

中高年の方や年配の方に食べていただくと「懐かしいなぁ」という声が返ってきます。

一方で若い友人や知人に食べてもらうと「何これ!?美味しいね!!」と、新しい果物を発見したような感想も聞くことができます。

懐かしくもあり、新しくもあるマクワウリは、当農園の「かつての美味しく、栄養価の高い野菜を再現する」というテーマにぴったり当てはまる代表的な作物だと感じています。

廃れていったマクワウリが、もっと陽の目を見られるように、甘く、美味しいものを作りたいと思います。

110608マクワウリ6
(こんな光景を復活させたい・・・)


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プロフィール

オオバヤシカズヒロ

Author:オオバヤシカズヒロ
岡山の県北、鏡野町にある大林農園のブログです。

栽培品目は ジャガイモ、ニンジン、サツマイモなどの根菜を中心に、夏はマクワウリ、秋・冬は食用ホオズキなどの変わった作物も栽培しています。

安全で栄養価が高く、そして美味しい野菜作りを、植物生理と土壌科学の視点から追求しています。

また野菜だけではなく、そのほか様々な食品を通じて、人が健康であるためには何が大切なのかを探求しています。

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